パックスアースは、ネパールを拠点に環境教育事業や農村開発支援を中心に展開しております。この数年間は、カブレプランチョーク地区における植林活動や雨水を利用した溜池・灌漑農業の推進活動を継続しております。2023年度の主な活動は以下の通り実施いたしました。
2023年7月29日:果樹植樹(夏)
・8人のスタッフで活動地を訪問し、175本のレモンの苗木の配布と1本の記念植樹を行いました。
2023年8月15日:2家庭にてソイルセメント溜池
・ビニールシート製の溜池を使っていた2家庭を支援し、ソイルセメント製溜池に改良しました。
・保水能力は35,000リットル~40,000リットルです。
・貯められた水は家畜、農業、果樹等の育成に使用されています。
2023年10月13日:過去に作った溜池の確認と修復
・過去に作った8箇所の溜池の使用状況を確認し、2箇所にて軽微な修復が必要だったため、支援を行いました。
2024年1月25-26日:果樹育成ワークショップ
・果樹育成方法について、農家を対象に実践型ワークショップを実施しました。参加した農家数は以下の通りです。
・Kot Timal地区から29人、Kalimati地区から22人、Poudelthokから12人。
2024年2月12日:苗木配布・果樹植樹(冬)
・4人のスタッフで活動地を訪問し、400本の果樹の苗木配布を行いました。苗木の内訳は以下の通りです。
・キウイ161本、りんご129本、梨53本、オレンジ57本。苗木代の半分は受益者による自己負担をお願いしました。
日本人スタッフによる現地視察
・2024年1月5日:2015年大地震後に現地にて仮設校舎を建設した大草が約8年ぶりに訪問。
・2024年3月5-8日:理事長青木がネパールを訪問し、活動地での進捗確認・課題確認をしました。Pax Earth Nepal(PEN)のメンバー3人とともにKot Timal, Kavrepalanchok周辺の活動地を訪問しました。