NPO法人 Pax Earthとしてクルー5名で16日間ネパールにて様々なプロジェクトを行ってきました。滞在中、3名のクルーが体調を崩し、予定が変更になったこともありましたが無事帰国することができました。今回主に、植樹・ごみ・水質調査という3つのプログラムを行いました。現地のボーイスカウトの子供達と植樹をしました。また、植樹の大切さを知ってもらうために紙芝居でレクチャーも行いました。更に過去のクルーが植えた木の見学をして、植樹プロジェクトの継続性を感じることができました。
ネパールはごみ問題が深刻です。このことから、現地の中学生にごみ問題に対する意識を高めるという目的でゴミ問題に関するレクチャーを行いました。その際、子供達の理解を深めるためにクイズや紙芝居をレクチャーの中に組み込みました。生徒たちはレクチャーに興味を示し、中には発言をしてくれる生徒もいました。
レクチャー後、現地の中学生とネパールスカウトと共に学校の校庭のごみ拾いを行いました。その際、参加者全員で“Do not throw away garbage”とプリントされているオリジナルTシャツを着用しました。予想以上のごみの多さだったのですが、参加者全員が積極的に、かつ楽しくごみ拾いに参加していました。
現在のネパールの環境の実態を知ってもらうため、ネパールの水質と大気の調査を行いました。ネパールの川の水は予想以上に汚かったです。ネパールの環境の悪さを、数値から改めて実感することができました。
ネパールの実態を目で見て、肌で感じてきました。そして、ネパールには解決すべき問題が多くあると実感しました。今回の派遣で得た反省点、また感じたことを活かし、次回の派遣をより良いプロジェクトにできるはずです。今回の派遣で第一に思ったことは、どのプロジェクトも継続的に行わなければ本当にネパールの環境問題を解決することはできないということです。ゆえに、このプロジェクトを今後もしっかりと継続し、ネパールの環境問題の改善をすべきだと思いました。とても有意義な派遣になりました。