ネパール事業
ネパール事業は本団体の主幹事業です。本事業では、「より良き生活のためのより良き環境(BEBL: Better Environment for Better Life)」と題したプロジェクトを、都市部(カトマンズ)と農村部(カンプール村、ガトラン村、キスパニ)にて環境教育活動として実施します。都市部と農村部ではそれぞれが抱える環境問題が異なっており、都市部では空気汚染、河川部の水質汚染、騒音、視覚的公害、廃棄物の散乱や無分別等が、また農村部では河川の水質維持、植林、トイレの設置、文化施設の美化等が課題になっています。
■事業内容
本プロジェクトでは都市部・農村部それぞれにおいて、小中学校(約10校を検討中)と提携し、そこの児童・学生を対象に、環境ワークショップや実際に野外(近隣の山地や河川)に出かけてゲームをしながらの環境教育授業を実施します。プロジェクト主要対象者である小中学生を教育することにより、学校や家庭にその教育効果が波及し、その後地域社会全体の意識の改善・向上を望んでいる。また、都市部や農村部での活動により、その都市や農村の環境改善を目指しています。
また、都市部では観光地において、景観維持・向上を目指したゴミ箱の設置や、一般市民を対象とした対話集会の開催により騒音・視覚的公害等の公害問題の解決を目指します。さらに、環境教育に関する視聴覚教材の作成を行い、テレビ局やラジオ局などのマスメディアとの協力により、より広範囲における環境教育を実施したいと考えています。
日本国内では、ネパール事業の調査・企画・検討・提案・調整を現地法人とともに行います。定期的に支援スタッフ(本団体メンバ、または団体外からの参加希望者)を約2週間~1ヶ月程度派遣するためのコーディネートを行い、これに付随する事業の広報、事業参加者の募集、運営資金の調達活動などを執り行います。
■事業目標
日本及びネパール両国にとって設立初年度ということもあり、外部協力団体を含めたプロジェクトの大枠のスキームを確立します。ネパール現地ではプロジェクト実施予定地での基礎的なニーズ・状況の調査を行い、これと並行して試験的な環境教育プログラムを実施します。 数値目標としては、以下の通りです。
実施学校:5校 (児童1クラス平均15人×5クラス×5校=375人)
植林本数:50本
初年度に実施したパイロット・プログラムの評価を行います。これに基づく改善案の検討、追加調査を行い、PADCサイクルを着実に回すことで環境教育プログラムの質を向上させます。並行して現地カウンターパートのスタッフ1名をフルタイムの有給職員とし、活動期間・活動量も増加させたいと考えています。
実施学校:10校(児童1クラス平均15人×5クラス×10校=750人)
植林本数:100本
プログラム改善活動により一定の品質レベルまで到達した後には、事業基盤の充実化にリソースをシフトし、寄付・助成金・事業収益などによる活動資金の拡大、有給スタッフの更なる増員を行います。また、行政や国際機関との連携などを深め、より広範囲かつ高品質なプログラムの提供を行います。
実施学校:20~30校
植林本数:200~300本
■活動地域
パックスアースでは、ネパールの首都カトマンズと、カブレパランチョーク郡において活動しております。

